~鎌倉から江ノ島へ~
鎌倉から江ノ島までは、江ノ電が走っています。そのため、歩き疲れたらどこからでも電車に乗れるという安心感があります。
鎌倉から江ノ島まで歩くには、若宮大路を下馬で右折して由比ガ浜大通を長谷まで歩くルートと、若宮大道を直進して海に出てから134号線沿いを歩くルートがありますが、後者の方が潮風に吹かれて気持ちがいいです。
鎌倉駅から江ノ島大橋のたもとまでは、8km足らず。2時間以内で歩けます。
134号線から江ノ島を望む。
134号線沿いに走る江ノ電。鎌倉高校駅前。江ノ島側から振り返って撮影。
江ノ島が近づいてきました。
134号線から江ノ島を望む。
江ノ島大橋を渡って、江ノ島へ入ります。
江ノ島大橋から見た江ノ島。
参道を登っていくと、両側にお土産屋さんがぎっしりとならんでいます。食堂もあります。女夫饅頭は江ノ島の名物だそうで、その場で蒸して販売しています。
江ノ島入口。
江ノ島は神社が多いですね。
江島神社、瑞心門。竜宮城を模して造られたそうです。
江島神社中津宮。創建は853年と古いのですが、現在の御社殿は1996年に全面改修されたそうです。
頂上にあるサムエル・コッキング苑(植物園)と、江ノ島タワー。
頂上を過ぎてさらに進むとアップダウンの階段があり、太平洋側に出る直前に、魚見亭、富士見亭、見晴亭などの食堂があります。しらす丼と江ノ島丼が名物ですが、しらす丼は私にはイマイチの感じがしました。江ノ島丼は親子丼に似ていて、鶏肉の代わりにあわびが入っていました。これは結構美味しかったです。それと、太平洋を見渡す食堂からの景色は、最高ですね。
しらす丼や江ノ島丼のある食堂。
頂上を過ぎてさらに進むと、岩場に出ます。釣りをする人が沢山いました。
岩場で釣りをする人々。
食堂の手前、江島神社奥津宮の前を入ると、恋人の丘・龍恋の鐘があります。この鐘を鳴らした2人は決して別れないと言われており、多くの恋人同士が訪れるそうです。
龍恋の鐘。鐘の奥の柵には、恋人同士が名前を書いた札を鍵で取り付けている。
来た道を戻り、サムエル・コッキング苑先の階段を東側に下りると、昔ながらの漁師町があります。なんだかちょっと懐かしい感じがします。
漁師町。
漁師町を通り抜けて一旦江ノ島入口に戻り、そこからヨットハーバーの方へ歩きます。
ヨットハーバーのある通り。
ヨットハーバー。
ヨットハーバーの先には灯台があります。灯台の堤防はウッドデッキになっていて、潮風に吹かれて歩くと気分爽快です。
海上保安庁の巡視艇と灯台。
江ノ島大橋を戻り、鎌倉と反対方向へ行くと、片瀬漁港があります。堤防では釣り人が大勢釣りをしています。晴れていれば、建物の向こうには富士山が見えます。
そして、江ノ電江ノ島駅に帰り着きました。
江ノ電江ノ島駅
鎌倉から江ノ島まで歩いた後の江ノ島めぐりは、さすがにちょっと疲れます。稲村ガ崎あたりまで江ノ電で行ってから歩くのも選択肢のひとつといえそうです。