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軽井沢ウォーキング

プロローグ

軽井沢ウォーキング

軽井沢を歩いてみたい。
そう思い立ったのは、サークル「鎌倉・江ノ島ウォーキング」で鎌倉周辺を歩いていたときのこと。鎌倉は風光明媚で歴史もあり、大好きな場所のひとつですが、とにかく暑い。夏歩いていると汗が滴り落ちてきます。こんな時は涼しい場所を歩いてみたい、とその時に思いついたのが軽井沢。

軽井沢ウォーキング

軽井沢はそれまでに3回行きましたが、いずれもゴルフが目的。ゴルフ場とホテルを往復するだけで、街中はまったく歩いていませんでした。わずかにショッピングプラザを覗いてみたくらいでしょうか。

考えてみると軽井沢には、昔ながらの商店街、近代的なショッピングプラザ、自然がいっぱいのハイキングコース、静かな別荘地、とさまざまな顔が揃っています。おまけに夏は涼しい避暑地としても有名。ウォーキングサークルで提案したところ行ってみたいという方もいたので、下見を兼ねて一人で軽井沢に出かけました。   写真右上は遊覧歩道にあった標識、左下は賑わいを見せる旧軽井沢

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上野から軽井沢へ

軽井沢は新幹線で行けばすぐですが、往復1万円以上かかります。日帰りウォーキングに使うのは勿体ないのと、たまたまJRで青春18きっぷを発売している期間だったので、これを利用して普通列車で行くことにしました。これだと横浜から JR2,300円+バス代1,000円=3,300円で往復できます。

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朝食を取らずに家を出たので、上野駅で「深川めし」とお茶を購入。気分はすでに旅モードです。どうせならゆったりと行きたかったので、ホームの自動発券機にパスモカードを入れてグリーン券を購入。高崎線には普通列車グリーン車が連結されています。余談ですが、スイカやパスモを使ってグリーン車に乗ると、カードを座席上部にかざすだけで自由に席を移動できます。
写真はカード専用グリーン券販売機

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平日、湘南新宿ラインを使って横浜から乗ると、通勤客のためにグリーン車もほぼ満席状態ですが、上野から乗ったグリーン車は空いていました。高崎まで1時間40分余、ヒマを持て余すかと思って文庫本を3冊持参しましたが、弁当を食べたり、新聞を読んだり、窓の外の風景を眺めているうちに時が過ぎ、結局読むことはありませんでした。   写真はグリーン車内


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高崎から信越線に乗り換えて横川まで行き、そこからバスで軽井沢まで行きます。それぞれ30分くらいの行程ですが、待ち時間があるので上野駅からは3時間以上かかりました。信越線は1997年の長野新幹線開通に伴い、横川〜軽井沢間が廃止となりました。そのためバスに頼らざるを得なくなったわけですが、この間にある碓氷峠は、かつては日本鉄道最大の急勾配だったそうです。横川駅には当時のアプト式列車の車輪が展示されていました。


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ちなみに横川駅の標高は約500m、軽井沢は約900mですから、バスは400mも「登山」することになります。料金は500円で、行きはめがね橋などの名所に寄り道をすることもあるようですが、帰りは軽井沢から横川まで直行です。余談ですが、帰りのバスが発車するまで待つ間に、運転手さんに向かって「どうして信越線は横川〜軽井沢の運転を止めたのか」と苦情を言っている方がいました。同感でしたね。   写真は軽井沢駅のバス乗り場


軽井沢の街を歩く

軽井沢ウォーキング

軽井沢駅に着いた第一印象は、期待したほどは涼しくないこと、駅前が閑散としていることでした。駅前には貸自転車屋と不動産屋が目立つくらいで、観光施設らしきものはあまり見当たりません。軽井沢がJRではなく西武鉄道の駅だったら、周囲の雰囲気は様変わりしていたでしょうね。
写真は軽井沢駅の歩道橋から東方向を見た駅前


とりあえずお腹が空いていたので、駅前近くのそば屋に入りました。信州はそばの名産地、いかにも手打ちと思えるそばは、結構美味しかったです。
写真下は入ったお店と、とろろそば。800円だったかな?

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軽井沢ウォーキング

駅前の大通りを旧軽井沢に向かって歩くと、両側にはお洒落なお店がいくつも並んでいます。歩道も広く、ウォーキングも快適でした。
写真右はマリリンモンローの像を飾った雑貨店

軽井沢銀座と呼ばれている商店街には、平日なのに大勢の人が出ていました。昔ながらの商店街といった趣でしょうか。路線バスも一見観光バスのようにお洒落なイメージです。
写真下は軽井沢銀座と碓氷峠往復の路線バス。バスは碓氷峠まで片道500円。

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軽井沢銀座の終点につるや旅館があり、ここを過ぎると人の数がぐっと少なくなります。ここからがハイキング道の始まり。つるや旅館を過ぎると、すぐ左手にショー記念礼拝堂があります。アレクサンダー・クロフト・ショーによって建てられた、軽井沢で最初の教会だとか。隣には彼が建てた軽井沢で最初の別荘が展示されています。 写真右はつるや旅館、下は教会と別荘


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遊歩道を歩いて碓氷峠見晴台へ

さらに進むと「遊覧歩道」と書かれた看板があり、ここを右折して遊歩道へ入ります。しばらくは舗装された道が続き、奢侈な別荘もちらほらと見られます。やがて道は細い山道に変わり、しばらく進むと吊橋が見えてきます。

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この散策道の距離は約4km、木々に囲まれた細くて緩やかな登り道が延々と続きます。ところでこの辺りは熊の生息地とのこと。熊は臆病な動物なので、大きな音には近づいてこないとか。大声で話しながら歩くとか、ラジオを聞きながら歩くことが推奨されていました。

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そしてついに頂上へ。見晴台は広めの公園になっており、家族連れが沢山来ていました。遠くに見える山々の景色は雄大です。帰りは見晴台から軽井沢銀座まで、上の写真にある赤い路線バスで戻りました。バスは1時間に1本くらいなので、発車時刻に合せて計画を立てるのが良いと思います。

見晴台発下り発車時刻 (町営バスのせいか、ネットでは見つかりませんでした)
 9:20 10:10 11:00 11:55 12:35 13:10 13:50 14:30 15:10 15:50 16:35
写真は見晴台とそこからの雄大な風景。

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写真左は見晴台にある看板。右は公衆トイレ。きれいに維持されています。

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ショッピングプラザ

軽井沢には巨大なアウトレット「軽井沢プリンスショッピングプラザ」があります。広すぎて一日ですべてのお店を見ることはとてもできません。おしゃれなファッション関係のお店が多く、どちらかと言えば女性向でしょうか。ゴルフのテーラーメード館もあったので、のぞいてみました。私の使っているロッサモンザ・スパイダー・パターが、9,800円で売っていました。確かに安いですね。
写真左は歩道橋から見たイースト。右は味の街。

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ナイキ館にいるときに、ゲリラ豪雨がありました。このショッピングプラザは各建物が独立しているため、豪雨の中では他の建物へ移動できません。かろうじて屋根の下を潜るようにテーラーメード館、アディダス館、ナイキ館を移動して雨の止むのを待ちました。

余談ですが、ナイキ館でトレッキングシューズを試しに履いてみましたが、幅が狭くてきつい感じです。私はウォーキングシューズもゴルフシューズもミズノにしていますが、どうやら外国メーカーの靴は一般に幅が狭いようです。日本人は扁平足?
写真はショッピングプラザ内。

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このショッピングプラザには、広大な中庭?があります。人影もまばらで、晴れた日は買い物の間の散歩も気分転換になりそうです。大きな池もありました。
写真はゴルフ場みたいな中庭。

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エピローグ

軽井沢ウォーキング

鎌倉・江ノ島を歩くようになってから約1年が経ちますが、軽井沢も共通の魅力があるような気がします。それはいくつもの顔を持っていること。山奥の秘湯もそれなりの魅力がありますが、ひとつの顔しかありません。その点軽井沢はここに書いたようにいくつもの顔を持っています。鎌倉や江ノ島ほど手近ではありませんが、四季折々訪れてみたい場所のひとつです。

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ウォーキングサークルの紹介

鎌倉・江ノ島ウォーキング

鎌倉・江ノ島を中心としたウォーキングサークルです。

北鎌倉〜江ノ島周辺を歩きませんか?

春から夏、鎌倉〜江ノ島の海沿いを、潮風に吹かれて歩くのは爽快です。並行して江ノ電が走っているので、疲れたら途中から電車に乗ることもできます。

秋から冬、鎌倉の木漏れ日と陽だまりの山々は、ハイキングに最適です。歩く距離が短いので、疲れる前に帰宅できます。遭難の心配は・・・まずありません。

鎌倉には歴史的な建物や文化的な施設も沢山あります。スニーカーで街中を散歩するような感覚で、1時間半〜2時間程度のウォーキングを楽しみましょう。歩いた後には、懇親会もあります。

皆様の参加をお待ちしています。

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